人生詰み状態なのに何言ってんのブログ

「明日は明日の風が吹く」から分離しました。ボツ記事、字数にこだわらない所感など。

メインからの引っ越し⑥「夏休みの読書感想文。使っていいよ。芥川龍之介『蜘蛛の糸』」

 

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人生詰みぞうです。暑いですねえ。夏になると、「新潮文庫の100冊」「集英社文庫のナツイチ」などが書店でキャンペーンやっていましたね。だいぶラインナップ入れ替わってるのでしょうか。昔読んだ芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、なんだこりゃ?と思うことがあったのでいちいちあげ足とってやりました。ええ、そうです。ネタ切れでこんな記事になりました。

 

目次

 

「蜘蛛の糸」のあらすじ

ざっくり言ってこんな感じです。だいたいの人、知ってるでしょうね。

  • お釈迦様、地獄の底を見てカンダタ発見。
  • カンダタが蜘蛛を助けたことを思い出す。
  • お釈迦さま、自分で蜘蛛の糸を地獄に垂らしてやる。
  • カンダタ、蜘蛛の糸をよじ登る。
  • 他の罪人、あとからたくさんよじ登ってくる。
  • カンダタ、「下りろ」と叫ぶ。
  • 蜘蛛の糸、切れる。
  • お釈迦様、去る。

 

ツッコミどころ満載

 

今読んだらホント相当なもんですよこれは。

 

 お釈迦様、ヒマすぎ!

散歩しててヒマだから地獄覗いて蜘蛛の糸垂らしてみるってどんだけヒマやねん。

 

「蜘蛛を踏み殺すのをやめた」が善い事?

蜘蛛が池で溺れてたのを助けたんじゃなくて、踏むのをやめただけで善い事にカウントってどうなのよ。

 

お釈迦さま、罪人のプライバシー知りすぎ!

カンダタが蜘蛛を助けたことを思い出し・・・ってどんだけ細かいことまで知ってるねんって話ですよ。「思い出し」ってのは前から知ってたってことやからね。ストーキング疑惑まで出てくるよこれは。

 

蜘蛛助けたから蜘蛛の糸垂らすって安易すぎ!

カメムシとかゴキブリとか助けてたら何にも役に立たへんね!鳥とか助けといた方がよかったのかな?

 

お釈迦さま、カンダタをえこひいきしすぎ!

他にもたくさん罪人いるんやから何か思い出してあげようよ!カンダタだけ恩赦っておかしいでしょ!

 

 お釈迦さま、コントロールよすぎ!

カンダタにだけ気づかれる絶妙な位置に蜘蛛の糸を垂らすって都合よすぎでしょ。そもそも蜘蛛の糸を手に取って垂らすということができるのか。手にひっつくだけやろ。

 

登れる蜘蛛の糸ってのが想像できん

両手でしっかりつかんでたぐって登れるって、どう考えてもロープの太さやん。切れない強度で細かったら手の皮膚切れて登れへんわ。

 

「下りろ」と言われて下りるアホがおるかいな

カンダタ、下に向かって怒鳴ってる暇あったらさっさと登んなさい。

 

重量で切れないで無慈悲な心で切れる蜘蛛の糸

何ですかそのすごい機能は。

 

分かっててやってるドSなお釈迦様

確実にこうなると分かってて楽しんで見てたとしか思えんかった。

 

ぼっちのお釈迦さま、これで午前中をつぶす

ヒマなのでたぶん散歩がてら地獄を覗いていっつも時間つぶししてるんだな。お釈迦様の生活が孤独すぎて極楽なのに気の毒。

 

 

お釈迦様はいったい何がしたかったのか

昔蜘蛛を踏まなかったから地獄から出してやるってどう考えても話がうますぎです。うさんくさい儲け話よりも虫が良すぎます。そんなこと言ったらいくら地獄の罪人でも皆多少の善い事は一生のうちに何回かはしてるはず。そしてお釈迦様の叡智をもってすればこの展開は読めたはずなので、要するに「カンダタを一回喜ばせてまた地獄に叩き落す」というのがやりたかった。どういう性格やねん。

 

万一無事に登ってきたら

たぶん登りきる寸前で蜘蛛の糸が切れるようになっているのでしょう。カンダタが極楽界に来たってお釈迦様困るだけだもんね。それとも何か使い道でもあるのだろうか。そのあたりのお釈迦様の心理は作品では明らかにされてはおりません。ウォーキングと地獄覗き以外にすることがないお釈迦様を楽しませる芸達者であれば極楽にずっとおいてもらえるのかもしれませんね。

 

地獄から極楽へ昇格する道

この作品によると、

・人生で蜘蛛を踏まなかったことがある

・SASUKEファイナルステージ突破のような運動能力がある

・途中で怒鳴らない

これらの条件を満たせば地獄から極楽に行けそうになります。ていうか極楽にお釈迦様以外の人はおるんでしょうか。ここでのスパイダークライム突破者はいないですよね、途中で絶対蜘蛛の糸切れるシステムなんだから。極楽いけるいける詐欺です。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。せっかく見に来てくれた人ホントごめんなさい。本日壊れております。「使っていいよ」ってのは絶対使うなってことだからね!って誰が使うねんこんなふざけた感想文。収拾つかないのでこれで終わります。「蜘蛛の糸」は短いですし青空文庫とかで無料で読めますので気が向いたら読んでみてください。ここまでおつきあいいただきありがとうございました。